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 富士経済、燃料電池システム・主要スタック部品の世界市場を調査

発表日:2015.04.15


  (株)富士経済は、燃料電池車の本格商用化により注目される燃料電池システム市場と関連技術の動向について調査し、その結果をまとめた報告書「2015年版 燃料電池関連技術・市場の将来展望」を発表した(調査期間:2014年10月~2015年1月)。燃料電池は、エネルギー基本計画や日本再興戦略など、日本のエネルギー政策と産業政策において重要な位置づけにあり、2030年の普及目標が示されている。CO2排出削減対策として、家庭用はメーカー、エネルギー事業者、ハウスメーカー等が取り組んでおり、伸びが期待される。また、燃料電池車は商用化が開始され、2020年度以降には市場をけん引する分野に成長すると予想される。調査によると、2014年度の燃料電池システム世界市場は1,363億円と見込まれ、2030年度には2013年度比59.3倍の6兆4,923億円になると予測される。また、需要分野別では、2030年度には、燃料電池車が大幅に拡大し4兆7,520億円、家庭用も7,910億円になると予測されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 燃料電池車 | 家庭用 | CO2排出量 | エネルギー | 富士経済
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