(株)富士経済は、環境負荷軽減のためエンジン代替技術として商用レベルでの実用化が進められている燃料電池システムの世界市場を調査した(調査期間:2017年7月~9月)。同社によると、2016年度の燃料電池の世界市場は金額ベースで1,345億円、容量ベースで480MWとなった。産業・業務用とその他に含まれる家庭用で市場の約8割を占めており、用途分野別にみると、産業・業務用、燃料電池車用、駆動用の3分野が好調だった。燃料電池車(FCV)については、量産が2020年度頃から始まり、市場が拡大し、2030年度には2016年度比170.6倍の2兆6,270億円になると予想される。また、駆動用では、フォークリフト向けが市場をけん引しており、バス・鉄道向けの商用化が進み、2030年度には2016年度比9.5倍の913億円になると予想されるという。
情報源 |
富士経済グループ プレスリリース(PDF:121KB)
(株)富士経済 マーケット情報 |
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機関 | 富士経済グループ (株)富士経済 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | 燃料電池車 | 家庭用 | フォークリフト | 富士経済 | 市場調査 | 業務用 | 産業用 | FCV | 駆動用 |
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