積水ハウス(株)と大阪ガス(株)は、大阪市内の超高層マンションに家庭用燃料電池エネファームを活用したCO2排出量および一次エネルギー消費量の大幅な削減を実現する次世代のエネルギーシステムを導入すると発表した。従来の燃料電池は、発電ユニットと排熱利用貯湯暖房ユニットによって構成されていたため、集合住宅では設置性が課題であった。今回設置する新型燃料電池は、発電ユニットと熱源機によって構成され、機器の小型化と耐風性能の向上により、超高層マンションのバルコニーへの設置が可能となった。また、24時間700Wの定格出力運転を行うことで最大限高効率に発電した環境負荷の小さい電力を家庭で消費したり、大阪ガスに売電することができる。さらに、常時定格出力運転により利用できる排熱が増えるため、熱利用の多様化を図り、より快適な暮らしを提案している。これら取り組みの結果、従来マンションに比較し約25%の一次エネルギー消費量削減を実現するという。
情報源 |
積水ハウス(株) ニュースリリース(PDF)
大阪ガス(株) プレスリリース |
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機関 | 積水ハウス(株) 大阪ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | 積水ハウス | 家庭用 | 大阪ガス | CO2排出量 | 集合住宅 | エネファーム | エネルギーシステム | エネルギー消費量 |
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