京都市は、平成26年度のごみ(一般廃棄物)の受入量を公表した。同市では、平成27年3月に策定した「新・京都市ごみ半減プラン」において、平成32年度のごみ量をピーク時(平成12年度)と比べて半分以下の39万トンとする目標を掲げている。今回、平成26年度のごみ量は、市民・事業者の理解と協力により、前年度から1.1万トン減(2.3%減)の46.1万トンとなり、ピーク時(平成12年度)の82万トンからは43%の削減を図ることができた。また、市民1人1日当たりの家庭ごみ量は441gとなった。しかし、ここ数年は、ごみの減量がわずかな量にとどまっていることから、目標の達成を目指し、市民・事業者とともに、ごみ減量の取組を加速させ、資源・エネルギーの有効利用や環境負荷の低減を図り、循環型社会の形成に向けて取り組むという。