環境省は、学校給食の実施に伴い発生する廃棄物の3R促進モデル事業に係る実施市区町村を決定したと発表した。同事業は、学校給食の実施に伴い発生する廃棄物の3Rの促進を図るとともに、学校における3Rを題材とした食育・環境教育活動を促進することを目的とするもの。今回、市町村からの事業内容提案型として募集を行い、選定委員会において審査を行った結果、北海道札幌市、長野県松本市及び岐阜県恵那市の3市で事業を実施することを決定した。同省では、同事業を通じ、他の地域の参考となるモデルケースを形成しつつ、モデル事業の取組の効果の検証等を行うことで、学校給食から発生する食品ロスの削減・食品リサイクルの取組をはじめとして、学校給食から発生する廃棄物の3R促進に関する今後の促進に活かす予定という。