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 NEC、米国の独立系統運用機関向けに蓄電システムを構築

発表日:2015.06.09


  日本電気(株)は、同社のスマートエネルギー関連会社であるNECエナジーソリューションズが、蓄電システムの提供や運用を行うAmergin Energy LLCと連携して、米国最大の独立系統運用機関向けに、蓄電システムを構築すると発表した。昨今、米国では太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの利用が急速に増加している。しかし、再生可能エネルギーの発電量は不安定なため、ペンシルバニア州、ニュージャージー州などの地域では周波数調整市場などを通じて調整電力を調達している。周波数調整市場では周波数変動への即座の対応が課題であった。今回構築するのは、米国最大の独立系統運用機関PJM Interconnection LLCが運営する周波数調整市場向けに、年間蓄電容量525MWh以上を供給する、出力60MW以上の大型蓄電システム。同社では、再生可能エネルギー導入による発電量変動などを解決するエネルギーソリューションの提供等により、より強固で安定したエネルギーインフラの実現に貢献していくという。

情報源 日本電気(株) プレスリリース
機関 日本電気(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | NEC | 日本電気 | 蓄電池 | 米国 | 電力 | 周波数
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