(株)デンソーは、バイオ燃料の実用化に向け、熊本県天草市に微細藻類(シュードコリシスチス)の大規模培養実証施設を建設し、2016年4月より稼働を開始すると発表した。同社では、2008年4月より、オイルを産生することができるシュードコリシスチスを使ったバイオ燃料を生産する研究に取り組んでおり、愛知県西尾市の善明製作所内の敷地(300m2)において培養実験を行ってきた。今回、バイオ燃料の生産効率を高めるために大規模培養技術の確立が必要なことから、天草市の廃校の土地・施設(20,000m2)を活用し、新たな培養施設で実証実験を行う。今後、2018年度を目途に、藻から抽出したバイオ燃料の実用化に向けた要素技術の確立を目指すという。
情報源 |
(株)デンソー ニュースリリース
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機関 | (株)デンソー |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオ燃料 | 実証 | デンソー | 培養 | 微細藻類 | シュードコリシスチス |
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