トヨタ自動車(株)は、長期環境計画「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表した。同計画では、気候変動、水不足、資源枯渇、生物多様性の劣化といった地球環境の問題に対し、自動車の持つマイナス要因を限りなくゼロに近づけるとともに、社会にプラスをもたらすことを目指して、以下の6つの目標を掲げた。1)新車の平均走行時CO2排出量を2050年に2010年比90%削減を目指し、次世代車開発・普及を促進、2)自動車の素材製造から部品・車両製造、走行、廃棄までのすべての行程をふくむライフサイクル全体で、CO2排出ゼロを目指す、3)2050年に生産工場からのCO2排出ゼロを目指す、4)各国地域事情に応じた水使用量の最小化と排水の管理を推進する、5)日本で培った「適正処理」やリサイクルの技術・システムのグローバル展開を目指す、6)自然保全活動の充実を図る。同社では、当面の実行計画として、第6次「トヨタ環境取組プラン」を策定し、2016年度から2020年度までの5ヶ年計画として展開を図るという。
情報源 |
トヨタ自動車(株) ニュース
トヨタ自動車(株) トヨタ環境チャレンジ2050 |
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機関 | トヨタ自動車(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | ライフサイクル | リサイクル | 工場 | トヨタ自動車 | CO2排出量 | 実行計画 | 環境計画 | 水不足 |
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