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 旭硝子、地球温暖化を抑制する冷媒新グレードを開発

発表日:2016.02.16


  旭硝子(株)は、地球温暖化を抑制する冷媒新グレードを開発したと発表した。現在、空調機器や自動車などの冷媒に使用されているハイドロフルオロカーボン(HFC)は地球温暖化係数(GWP)が高く、環境負荷が大きいことから、その使用が世界的に見直されている。今回開発した冷媒は、ターボ式冷凍機・バイナリー発電機・排熱回収ヒートポンプ等を主要用途とする冷媒で、GWPがフロンや代替フロンより圧倒的に低いハイドロフルオロオレフィン(HFO)-1224yd(Z)を単一成分とする不燃性の冷媒。同用途に使用されている従来冷媒HFC-245faと比べ、冷媒性能と安定性は同等以上、GWPは100分の1以下、沸点及びその他物性は極めて近い、となっている。同社では、2017年の商業生産開始を目指すとともに、今後も地球温暖化を抑制する冷媒の開発を進めるという。

情報源 旭硝子(株) ニュースリリース(PDF:640KB)
機関 旭硝子(株)
分野 地球環境
キーワード 旭硝子 | フロン | HFC | 冷媒 | 地球温暖化係数 | ハイドロフルオロオレフィン | GWP | HFO
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