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 北海道、タンチョウ越冬分布調査(平成27年度第2回)の結果を公表

発表日:2016.02.29


  北海道は、平成27年度第2回タンチョウ越冬分布調査の結果を公表した。この調査は、絶滅危惧種のタンチョウの越冬分布・規模の把握等を目的に、給餌人の協力を得ながら大規模給餌場(5箇所)を中心にタンチョウの飛来数、幼鳥の有無、最大利用概数等を把握するとともに、地方自治体・NPO・地域住民等の協力も得ながら、給餌場、自然採餌場や農家の存在等の分布要因に着目して、タンチョウの所在位置情報を収集するもの。今回、平成28年1月25日に、道内の全振興局管内のタンチョウ生息地及び飛来地の全域(25市町村、計150箇所)を対象に調査を実施。この調査は、5を中心に、その結果、成鳥1,152羽、幼鳥123羽ほかの合計1,320羽が観察された。これは、過去最多を更新し、2011年以降5年続けて1,000羽を保っており、増加傾向にある。給餌場の羽数については、三大給餌場(阿寒・下雪裡・中雪裡)では、いずれも前年のほぼ60%のタンチョウしか記録されなかったのが特異的であったという。

情報源 北海道 報道発表資料(PDF)
機関 北海道
分野 自然環境
キーワード 北海道 | 絶滅危惧種 | 生息調査 | 生息地 | 保護 | タンチョウ | 飛来地
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