新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、清水建設(株)、Shimizu North America LLC及びニューヨーク州立工科大学(SUNY Poly)と共同で、ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実現に向けた実証試験を開始したと発表した。NEDOでは、SUNY Polyが2015年に建設したZENビルに対して、ZEB実現に向けた技術や機器、システム構築の検討を進めてきた。今回、ZENビルにおける省エネルギービル実証技術の導入を完了させ、ZEB実現に向けた実証試験を開始した。実証事業では、ZENビルにスマートBEMS、RFIDを用いた位置情報システム、グラデーションブラインド、燃料電池システム、太陽光発電システムなどの日本技術を組み込んで、自然と人間の行動に合わせた照明制御など日本が優位性を持つきめ細やかな制御技術を活用したZEBの実証をSUNY Polyと共同で行う。これらの取り組みにより、標準的なビルの理論上の消費電力に対し、約54%に相当する省エネ・創エネ効果を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
清水建設(株) ニュースリリース |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 清水建設(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | BEMS | 省エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 清水建設 | 実証 | 米国 | ZEB | ゼロ・エネルギー・ビル | ニューヨーク州立大学 |
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