(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、米国ニューヨーク州立大学ナノ理工学カレッジ(SUNY CNSE)と共同で、新築ビル「ZENビル」プロジェクト(Zero Energy Nano building)において、ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)の実証に着手すると発表した。両者は、2013年9月16日にプロジェクト実施のMOAを締結以来、ZEBを実現する上で適切な設備、規模、方法等について協議を進めてきた。今回、実証機器の構成が確定し、実証プロジェクトを本格始動する。この実証事業では、ビル・エネルギー・マネジメント・システム(BEMS)と個人認証による自然と人間の行動に合わせた照明・空調制御、燃料電池および太陽光発電等の日本技術を組み込んでZEB実証を行う。NEDOでは今後、実証運転によるデータの収集と省エネルギー性能の評価を実施する予定。また、現地設計施工会社との共同作業を通じて、米国における建築物の設計施工に関する日本の技術の普及展開に向けた活動を行うという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | BEMS | 省エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | 米国 | ZEB | エネルギーマネジメントシステム | ゼロ・エネルギー・ビル | ニューヨーク州立大学 |
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