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 NEDO、フランス・リヨンでエネルギー自給の次世代ビルを着工

発表日:2013.06.24


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、フランス・リヨン市でエネルギー自給の次世代ビルの建設に着工したと発表した。NEDOがリヨン市と共同で展開しているスマートコミュニティ実証プロジェクトは、以下の4つを実施するもの。1)再生可能エネルギーや蓄電池などを積極的に導入することで、ビル内の消費量を上回るエネルギーを生み出すポジティブ・エナジー・ビルディング(PEB)の構築、2)太陽光発電を活用したEV(電気自動車)管理システムとEVカーシェアリングシステムの導入、3)ホーム・エナジー・モニタリング・システム(HEMS)による住民の省エネルギー行動の促進、4)地域全体のエネルギーを最適化するコミュニティマネジメントシステム(CMS)の構築。今回、着工したビルは、1)のモデルビルとなるもので、太陽光発電システムや蓄電池、蓄熱システム、LED照明システムなどの最新技術を導入。ビル・エナジー・マネジメント・システム(BEMS)、HEMS、省エネ設備などにより、ビル全体で消費するエネルギーより、多くのエネルギーを作り出すPEBの実証を行うという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード BEMS | HEMS | 省エネルギー | フランス | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | ビル | スマートコミュニティ | リヨン市
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