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 東京都、燃料電池コージェネレーションシステムの実証実験を開始

発表日:2016.03.24


  東京都は、東京ガス(株)と共同で、燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)コージェネレーションシステムの実証実験を開始すると発表した。同実証実験は、燃料電池コージェネレーションシステムの実用化を後押しし、燃料電池の更なる普及拡大に貢献していくため、実施するもの。都交通局荒川電車営業所に、SOFCを使用したコージェネレーションシステムを設置し、省エネ・省CO2効果の検証を行う。同システムは、「水素と酸素を化学反応させることで電気を作る」発電システム。「水を電気分解すると水素と酸素にわかれる」という原理を応用したもので、ガスのエネルギーを直接電気に変換するので発電効率が高いのが特徴となっている。今回の使用機器では発電効率が50%を超えており、廃熱回収率を含めると最終発電効率は80%を超える。実施期間は、平成28年3月25日から平成29年3月上旬の予定。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 東京都 東京ガス(株)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 水素 | SOFC | 発電効率 | 東京都 | 東京ガス | 実証実験 | コージェネレーションシステム
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