(株)ウェンティ・ジャパン、三菱商事パワー(株)、及び(株)シーテックは、秋田県潟上市及び秋田市において、国内最大級の風力発電事業を共同で実施することに合意したと発表した。今回の事業は、秋田県の豊富な風資源を活用すべく秋田県が公募した、県有保安林での風力発電事業に応じて実施されるもの。事業主体は、ウェンティ・ジャパン(出資比率51%)等が設立した「秋田潟上ウインドファーム合同会社」で、秋田県潟上市及び秋田市に3MW級風車22基を建設する計画となっている。発電出力は約6.6万kWで、年間発電量は一般家庭約4万世帯に相当する約142,000MWhと想定されている。2016年9月に建設工事に着手し、2019年前半に東北電力に売電を開始する予定。同事業を通じ、この豊富な風資源を最大限活かして、クリーンな電力を届けていくという。