環境省は、「海ワシ類の風力発電施設バードストライク防止策の検討・実施の手引き」を公表した。風力発電施設の設置については、猛禽類をはじめとした鳥類が風力発電施設のブレードに衝突し死亡する事故(バードストライク)が生じており、この課題に円滑に対応するためのデータ等が整備されていないため、風力発電施設設置の適否判断が長引く問題が生じ、野生生物保全と風力発電推進の両立を目指す上で課題となっている。今回の手引きは、平成25~27年度の3ヶ年をかけて、オジロワシ・オオワシ等の希少な海ワシ類に係る風力発電施設におけるバードストライクの防止策案の検証を行ってきた結果を取りまとめたもの。海ワシ類のバードストライク発生メカニズム、防止策の考え方を示し、事業者や海ワシ類の保護等に取り組む関係者が、海ワシ類の保護や環境アセスメント等で役立てることができるような構成となっている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 野生生物 | 手引き | 鳥類 | バードストライク | 環境アセスメント | オオワシ | オジロワシ | 海ワシ類 |
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