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 東京ガス(株)、家庭用燃料電池の次世代機向け燃料処理装置を開発

発表日:2009.02.23


  東京ガス(株)は、家庭用燃料電池の次世代機に搭載予定の燃料処理装置の開発において、従来の性能を維持しつつ容積を約2/3に小型化し、製造コストを半減することに成功したと発表した。これは、燃料処理装置の構造を大幅に簡素化するとともに、新たな高性能触媒を採用したことによるもの。今回開発した燃料処理装置は、従来の効率を維持したまま、部品点数を約3割、溶接線長を約4割削減。また、新開発した高性能触媒を採用することで、従来に比べ触媒使用量を3~5割削減し、燃料処理装置の容積を約2/3に小型化した。同社は、2009年5月から家庭用燃料電池の販売を開始するが、2010年代前半に投入予定の次世代機の開発も進めている。今回の燃料処理装置の開発は、次世代機の小型化とコストダウンを実現するもので、家庭用燃料電池の本格普及に向けて大きく前進したという。

情報源 東京ガス(株) プレスリリース
機関 東京ガス(株)
分野 地球環境
キーワード 東京ガス
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