東京ガス(株)は、業務用の中小規模施設向け省エネ・節電を支援するシステムを開発したと発表した。同システムは、電気設備に加えてガス設備の運転も自動で最適に制御する機能や、電気とガスの1日の使用量を予測し「見える化」する機能を備えたシステム。主に業務用の中小規模施設の空調、照明、換気などの電気設備と、ガスヒートポンプ、コージェネレーションシステムなどのガス設備の運転を最適に制御し、省エネを実現するとともに、利用者の光熱費を約10%以上削減できるという。また、当日の天気予報や過去のエネルギー使用実績などから、1時間毎の電気とガスの使用量を予測し「見える化」することで、利用者のさらなる省エネ・節電行動を促進する。同社では、今後試験導入を経て、2013年度中に同システムを活用したサービスを開始するという。