国土交通省は、建設施工の地球温暖化対策に関する検討結果を踏まえて、燃費基準達成建設機械認定制度を改正したと発表した。同制度は、建設機械から排出されるCO2の削減を目的として、平成25年に定められたもの。燃費性能の優れた建設機械の認定を行い、燃費基準達成建設機械の普及促進を図るとともに、建設機械メーカー及び建設業者による自発的な活動を促進するために運用されている。今回、油圧ショベル、ブルドーザ、ホイールローダに加えて、新たにホイールクレーンの作業燃費基準値等が定められた。対象となるホイールクレーンは最大吊り荷重4.9トン以上79トン未満で、平成34年4月から認定を開始するという。