環境省、林野庁、文化庁および外務省は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を世界遺産一覧表に記載するための推薦書(正式版)を、ユネスコへ平成29年2月1日までに提出すると発表した。これは、平成29年1月19日に、外務省において開催された世界遺産条約関係省庁連絡会議において、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(文化庁推薦)、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(環境省・林野庁の共同推薦)について検討が行われ、推薦書(正式版)の提出が決定されたもの。平成29年2月1日までにユネスコ世界遺産センターに推薦書(正式版)を提出した後、同年夏から秋頃に世界遺産委員会の諮問機関(世界自然遺産はIUCN、世界文化遺産はイコモス)による現地調査が行われる予定。その後、平成30年夏頃の第42回世界遺産委員会において、登録の可否が審議されるという。