川崎重工業(株)は、富士市から、「新環境クリーンセンター整備運営事業」を受注したと発表した。今回受注したごみ処理施設は、1日あたり250t(125t/24h×2炉)の処理能力を有するもの。少ない空気量でごみを完全燃焼できる同社独自の並行流焼却炉に、ろ過式集じん器(バグフィルタ)、触媒脱硝装置や排ガス再循環システムなど、高度な排ガス処理システムを設置することにより、ダイオキシン類やCO(一酸化炭素)などの有害物質の排出抑制や排ガス量の低減を実現する。また、焼却炉に高温高圧ボイラと復水式蒸気タービンを組み合わせて高効率発電を行い、施設内の消費電力を賄うとともに余剰電力を売電する。さらに、焼却廃熱から作った温水を余熱利用体験施設へ供給するという。なお、完工予定は、平成32年9月30日である。
情報源 |
川崎重工業(株) プレスリリース
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機関 | 川崎重工業(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル 大気環境 |
キーワード | 廃棄物発電 | 排ガス処理 | ダイオキシン | 川崎重工業 | 富士市 | ごみ処理 | CO | 余熱利用 |
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