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 川崎重工、神戸市向けにごみ処理発電施設を納入

発表日:2017.03.27


  川崎重工業(株)は、神戸市向けにごみ処理発電施設を納入したと発表した。今回納入した施設は、ごみ焼却発電施設(600t/日:200t/24h×3炉)、破砕施設(20t/日)および資源ごみ積替施設で構成されたもの。ごみ焼却発電施設は、同社独自のストーカ式並行流焼却炉に、ろ過式集じん器(バグフィルタ)や排ガス再循環システムなど、高度な排ガス処理システムを設置することにより、ダイオキシン類やCO(一酸化炭素)などの有害物質の排出抑制や排ガス量の低減を実現する。また、高温高圧ボイラと排気復水タービンを組み合わせて高効率発電(最大発電量15,200kW)を行い、施設内の消費電力を賄うとともに、余剰電力を売電することで温室効果ガス(CO2)の排出量削減に貢献する。さらに、災害などで外部電源が途絶した状態でも、非常用発電機を用いて自立稼動ができ、一定期間のごみ焼却が可能な施設となっているという。

情報源 川崎重工業(株) プレスリリース
機関 川崎重工業(株)
分野 ごみ・リサイクル
大気環境
キーワード 廃棄物発電 | 排ガス処理 | ダイオキシン | 川崎重工業 | ごみ処理 | 神戸市
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