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 千葉県、平成27年地盤沈下の状況等を公表

発表日:2017.02.20


  千葉県は、平成27年の地盤沈下の状況を公表した。同県では、地下水及び天然ガスかん水の採取等による地盤沈下の防止対策の基礎資料を得ることを目的に、県内47市町村において、3,207.9平方kmを対象に地盤変動調査を毎年実施している。今回、平成27年1月1日と平成28年1月1日の水準点の標高の差から、1年間の地盤変動状況を取りまとめた。その結果、調査面積のうち地盤沈下が認められた面積は2,918.6平方km(調査面積全体の91.0%)となり、前年(1,129.1平方km)と比較して1,789.5平方km増加した。最大沈下量は2.51cm(八街市八街ろにある水準点)で、最大隆起量は0.67cm(銚子市常世田町にある水準点)となった。昭和35年の調査開始時点以降、地盤沈下は全体的には沈静化の傾向を示しているが、一部地域では依然として地盤沈下が継続していることから、今後も引き続き、地盤変動状況を把握し、地盤沈下対策に取り組んでいくという。

情報源 千葉県 報道発表資料
機関 千葉県
分野 水・土壌環境
キーワード 天然ガス | 地下水 | 千葉県 | 水準測量 | 地盤沈下 | 地盤変動 | 隆起
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