千葉県は、平成28年の地盤沈下の状況を公表した。同県では、県内の地盤沈下の状況を把握するため、県内47市町村において、3,207.9平方kmを対象に地盤変動調査を毎年実施している。今回、平成28年1月1日と平成29年1月1日の水準点の標高の差から、1年間の地盤変動状況を取りまとめた。その結果、調査面積のうち地盤沈下が認められた面積は2,528.2平方km(調査面積全体の78.8%)となり、前年(2,918.6平方km)と比較して390.4平方km減少した。最大沈下量は2.40cm(富里市高松にある水準点)で、最大隆起量は1.98cm(山武市蓮沼ロにある水準点)となった。地盤沈下は全体的には沈静化の傾向を示しているが、依然として継続しており、今後も沈下の状況を監視するとともに、その防止に取り組んでいくという。
情報源 |
千葉県 報道発表資料
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機関 | 千葉県 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 千葉県 | 水準測量 | 地盤沈下 | 地盤変動 | 隆起 |
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