国内ニュース

 環境省、平成25年度全国の地盤沈下地域の概況を公表

  環境省は、平成25年度の全国の地盤沈下地域の概況を公表した。同省では、全国の地盤沈下の現状を把握することを目的に、毎年、各都道府県及び政令指定都市からの情報提供を受け、地盤沈下の状況や地下水の利用状況等を集計している。今回、平成25年度の集計結果によると、平成25年度に地盤沈下の測定のための水準測量が実施された20都道県29地域のうち、地域内の最大沈下量が年間2cm以上の地域は4地域（平成24年度は34地域中7地域）で、その沈下面積は0.8km2（平成24年度は2.0km2）であった。さらに、最近5ヶ年（平成21～25年度）の累積沈下量が10cm以上の地域は9地域であった。同省では、今後も引き続き地方公共団体からの情報提供により、地盤沈下の状況を把握するとともに、地盤沈下対策施策の基礎資料にしていくという。

関連する環境技術

水処理膜

水質監視（管理）

小規模排水処理技術

水域浄化

下水道