(株)ジェイティービーは、2009年4月19日に行われる、新潟県燕市の伝統行事「分水おいらん道中」の駐車場に、「カーボンオフセットパーキング」を導入すると発表した。カーボンオフセットパーキングとは、バス・自家用車による来場者から徴収する駐車代金の一部を国内の自然エネルギー施設に支払い、バス・自家用車で移動中に排出するCO2をオフセットするしくみ。今回は、観光バスのみを対象に導入し、次回以降は自家用車にも導入する予定という。具体的には、バス駐車代金2,500円のうち、700円で自然エネルギーを購入し、1台あたり約40kgのCO2をオフセットする。これにより、バスの駐車数見込み250台で、合計で10t(10,000kg)のオフセットを見込む。なお、同社は、2008年度の群馬県太田市でのイベントにもこのしくみを導入。約42,000台の利用により、約311tのCO2がオフセットされたという。
