筑波大学は、冬期に、熱帯太平洋においてエルニーニョ現象が発現すると、関東甲信地方に降水・降雪をもたらす南岸低気圧の発生頻度が増加することを明らかにした。これは、大気の客観解析データ、気象官署データ、海水温データを基にしたもの。関東甲信地方に雨や雪をもたらす南岸低気圧が、遠く熱帯太平洋でエルニーニョ現象が発現した際に、統計的に有意に増加することを明らかにした。現在、エルニーニョ現象が半年先まで予測可能であることから、冬期の交通障害や農業被害等の社会経済活動のリスク管理手法のひとつとして、今回の成果の活用が期待できるという。
情報源 |
筑波大学 注目の研究
筑波大学 プレスリリース(PDF) |
---|---|
機関 | 筑波大学 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 予測 | 降水量 | 熱帯太平洋 | 海水温 | エルニーニョ現象 | 筑波大学 | 低気圧 | 降雪量 |
関連ニュース |
|