国立環境研究所は、福島県避難指示区域内および周辺の鳥類出現分布データを公開した。同研究所では、原発事故後の環境変化に伴う避難指示区域内外の鳥類のモニタリングを2014年より実施しており、避難指示区域内とその周辺の52地点に録音機を設置し、録音された鳴き声を判別して出現した鳥類の種類を記録している。今回公開したデータは、2014年度に種判別を行った全サンプル(7,138サンプル・68種)の種組成を位置情報、日付と時刻等の情報とともにタブ区切りテキストファイルとして記録したテーブルと、地点ごとの避難指示区域のカテゴリのテーブルからなるもの。このデータから計算した種ごとの発見されやすさの分布は、Webサイト「KIKI-TORI MAP」において地図上で見ることができる。同研究所では、引き続きモニタリングを実施しており、新たに得られたデータを追加・更新していく予定としている。
情報源 |
国立環境研究所 報道発表
国立環境研究所 KIKI-TORI MAP |
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機関 | 国立環境研究所 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | モニタリング | 国立環境研究所 | 地図 | データ | 鳥類 | 福島県 | 分布 | 避難指示区域 |
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