ルノー・日産アライアンスは、2009年5月6日、シンガポールのエナジーマーケット庁(EMA)、陸上交通庁(LTA)、経済開発庁(EDB)とゼロ・エミッションモビリティのパートナーシップに関する覚書を締結したと発表した。同社は今後、同覚書に基づき、シンガポールでの電気自動車(EV)の投入と普及に向けた幅広い方策の検討を進めていくという。同社は、日本では神奈川県及び横浜市と、それ以外では、イスラエル、デンマーク、ポルトガル、モナコ、英国、フランス、スイス、アイルランド、中国、香港とゼロ・エミッション車の導入検討を開始している。また、米国でも、テネシー州、オレゴン州、カリフォルニア州ソノマ郡及びサンディエゴ、アリゾナ州トゥーソン及びフェニックス、ワシントン州シアトル、ノースカロライナ州ローリー市と同様の検討を進めており、今回の覚書により、計26のパートナーシップを結んだことになるという。