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 NEDO、石炭火力発電所から排出されるCO2の有効利用技術開発2テーマに着手

発表日:2017.11.14


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、石炭火力発電所から排出されるCO2を有効利用するための技術開発2テーマに着手すると発表した。石炭火力発電は、CO2排出量が比較的多く、経済成長と気候変動対策を両立するための取り組みとしてCO2有効利用(CCU)技術が検討されている。今回、CO2有効利用技術を用いた有価物製造プロセスや全体システムについて検証評価を行い、将来有望なCO2有効利用技術の確立を目指す。採択テーマは、1)CO2有効利用技術開発:高濃度CO2と、再生可能エネルギーの電力を利用して製造される水素を用いて、メタンを生成し有効利用する技術など、2)CO2を利用した陸上養殖技術の研究開発:高濃度CO2を効率的に海水に溶解させ海藻を培養する、陸上養殖製造プロセス、である。事業期間は、1)が平成29年度~平成30年度、2)が平成29年度となっている。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 公募情報
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | メタン | 石炭火力発電 | 排出ガス | 海藻 | 有効利用 | CCU
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