(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「次世代火力発電等技術開発など(事業期間:2017~2019年度)」における国際石油開発帝石(株)(INPEX)、日立造船(株)との取組を紹介した。CO2を原料にメタンを生成する「メタネーション」と呼ばれる技術は、気候変動対策としてCO2が削減されるだけでなく、都市ガス(天然ガス)として再利用できるため、実用化が求められている。同研究グループは、天然ガス生産時に付随して出されるCO2と水素からメタンを合成する試験設備(メタン合成能力(標準状態換算):8 m3/h)をINPEX長岡鉱場(新潟県長岡市)に完成させ、2019年度末までに試運転を経て各種試験および連続運転を実施する。その後の本格運転では、メタン合成プロセスの反応温度・圧力などのパラメータを種々変化させ最適化などの技術課題の評価・検討を実施し、カーボンリサイクル技術の一つであるメタネーション技術の確立を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 国際石油開発帝石(株) 日立造船(株) |
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地球環境 環境総合 |
キーワード | CO2 | NEDO | メタン | 新潟県 | 日立造船 | カーボンリサイクル | 長岡市 | 次世代火力発電等技術開発 | INPEX | メタネーション |
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