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 中部電力とデンソー、給湯の利便などを損なわずに電力需要を抑制するシステムの実証試験を開始

発表日:2017.11.27


  中部電力(株)と(株)デンソーは、家庭における給湯の利便性・快適性を損なわずに、電力需要を抑制するシステムを開発し、2018年1月から愛知県下で実証実験を開始する。電力会社は、夏場の電力使用量が多い時間帯などに、地域の電力需要抑制対策に取り組み必要がある。一方、家庭のエネルギーの見える化や家電を制御するシステム(HEMS)の導入や、自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の普及が進んでいる。今回実証するシステムは、中部電力の需要調整システムとデンソーのHEMS制御用システムを連係することにより、エコキュートや全館空調を自動で制御し、家庭の電力需要を調整するもの。愛知県豊田市を含む周辺6市の家庭(システム設置:40軒、比較対照:40軒)にモニターになってもらい、同システムが生活に与える影響や電力需要の調整実績等を検証するという。

情報源 中部電力(株) プレスリリース
(株)デンソー ニュースリリース
機関 中部電力(株) (株)デンソー
分野 地球環境
キーワード HEMS | 中部電力 | 実証 | デンソー | エコキュート | 愛知県 | エネルギーマネジメント | 給湯機 | 電力需要
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