国土交通省は、船舶の燃料油消費実績報告制度を実施するための関係省令が公布され、2019年から同制度が開始されると発表した。同制度は、国際海運からの温室効果ガスの排出を削減する取組みの一環として、船舶の燃料油の消費実績を「見える化」し、省エネ運航を促進することを目的とするもの。対象となる船舶(国際航海等に従事する総トン数5,000トン以上の船舶)の所有者は、燃料油の消費実績(燃料油の消費量、航行距離、航行時間等)の収集・報告の方法について承認を受けた上で、2019年以降、毎年、燃料油の消費実績を収集し、翌年3月までに当該実績を国土交通省又は船級協会に報告することが国際的な義務となる。報告された燃料油の消費実績は、各国の主管庁等が国際海事機関(IMO)に報告し、そのデータ分析に基づき、更なる国際的な削減対策の検討、フォローアップ等が進められることになるという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 国際海事機関 | 船舶 | 温室効果ガス | 国土交通省 | IMO | 見える化 | 消費量 | 国際海運 | 燃料油 |
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