愛知県は、水素の製造、輸送、利用に伴う二酸化炭素の排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信する「低炭素水素認証制度」を制定し、事業計画の申請受付を開始すると発表した(受付期間:平成30年4月17日から随時)。同制度は、低炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの活用などにより、より低炭素な水素サプライチェーンの構築に取り組む事業者を支援するもの。対象者は、県内で低炭素水素を製造しようとする者で、対象とする低炭素水素の考え方は、再生可能エネルギー電気又はバイオガスから製造された水素を低炭素水素として認証している。同制度は、全国で初めての制定となり、同制度の運用により、低炭素水素の製造及び利活用の取組を県内各地に広げ、低炭素社会の実現を目指していくという。