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 トヨタ自動車、本社工場などに燃料電池スタック生産設備を新設

発表日:2018.05.24


  トヨタ自動車(株)は、燃料電池スタック(燃料電池セルを積層・結合した構造体)や高圧水素タンクの生産設備を拡充すると発表した。同社は、2020年頃以降のグローバルでの燃料電池自動車(FCV)販売について、年間3万台以上の大きな目標を掲げている。今回、海外をはじめ、日本の都市圏における販売拡大を視野に入れて、FCVの基幹ユニットである燃料電池スタック(FCスタック)と燃料の水素を貯蔵する高圧水素タンクの生産設備を新設する。FCスタック生産設備は同社本社工場敷地内(愛知県豊田市)に建屋を新設し、高圧水素タンクについては下山工場内(愛知県みよし市)に専用ラインを設置する予定。これらの設備については、同社が2015年10月に掲げた「工場CO2ゼロチャレンジ」の一環として、生産段階におけるCO2排出量削減に配慮するという。

情報源 トヨタ自動車(株) ニュースリリース
機関 トヨタ自動車(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | トヨタ自動車 | 燃料電池自動車 | FCV | FC | 燃料電池スタック | FCスタック | 水素タンク
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