新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、太陽光発電の発電コスト低減を目指した事業計画を、2030年から5年前倒しし、2025年までに発電コスト7円/kWhを実現するための取組みを加速すると発表した。具体的には、結晶シリコン太陽電池とCIS太陽電池の開発を加速するために、「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発(事業期間:2015~2019年度)」において、ヘテロ接合(物性の異なる半導体材料を接合する技術)、バックコンタクト(太陽電池の裏側にのみ電極を作り、電気を取り出す技術)などの要素技術開発に係る新規テーマ4件を採択した。一方、建築物において太陽光発電システムが大量設置される環境を想定し、「太陽光発電システム効率向上・維持管理技術開発プロジェクト(事業期間:2014~2018年度)」において、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB)実現に向けた技術(壁面設置太陽光発電システム等)の検証に係る新規テーマ1件を採択したという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 太陽光発電 | NEDO | CIS太陽電池 | コスト低減 | ZEB | ヘテロ接合 | 結晶シリコン太陽電池 | バックコンタクト | ゼロ・エネルギー・ビルディング | 壁面設置太陽光発電システム |
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