(株)ブリヂストンは、北海道大学の研究者らと共同で、低燃費タイヤに適した新規ゴム材料を開発したと発表した。同社は、内閣府の革新的研究開発プログラムにおいて、タイヤの燃費特性の向上などを想定した高強度ゴム材料の開発に取り組んでいる。今回、より薄く、軽いタイヤの実用化に向けて、ゲル材料等の強靭化に関する北海道大学の先行研究成果「ダブルネットワーク構造」の原理を実際のゴム材料に適用し、タイヤの燃費特性に寄与する材料物性と、強度(耐き裂進展性)を両立させることに成功した。従来の低燃費性を意識したゴムに比べてタイヤの燃費特性に寄与する材料物性は15%、強度は約500%に向上したという。今後、新規ゴム材料によるタイヤの試作および評価を行い、2020年代前半の実用化を目指すいう。