国土交通省は、全国屋上・壁面緑化施工面積調査の結果を公表した。この調査は、屋上緑化及び壁面緑化の施工に関わっている主な企業等を対象に、施工面積・件数の実績についてアンケート調査を行ったもの。近年、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成等の観点から屋上緑化や壁面緑化が盛んに行われており、同省では、その実態調査を毎年実施している。全国の造園建設会社や総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど計410社を対象にアンケート調査を行った結果、平成20年中に新たに施工された屋上緑化は約33.6ヘクタール(サッカーコート約47面分)、壁面緑化は約7.5ヘクタール(サッカーコート約11面分)であり、平成12年から平成20年の9年間の累計施工面積は、屋上緑化は約242ヘクタール、壁面緑化は約24ヘクタールになった。