国土交通省は、平成26年における全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果を公表した。屋上緑化や壁面緑化は、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成、都市の低炭素化等の観点から、全国的に取り組みが進められている。同調査は、屋上・壁面緑化の概ねの傾向をとらえる参考とするため、全国の造園建設会社や総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなどを対象にアンケート調査を行ったもの。今回は、計474社を対象に、240社(対象の50.6%)から回答を得た。その結果、平成26年中に新たに施工された屋上緑化は約26.9ヘクタール(サッカーコート約38面分)、壁面緑化は約5.0ヘクタール(サッカーコート約7面分)が創出された。これにより、平成12年から平成26年の15年間の累計施工面積は、少なくとも屋上緑化は約413.8ヘクタール、壁面緑化は約68.0ヘクタールとなった。今回の調査では、複合植栽を用いた壁面緑化の施工実績が面積(実数)・割合ともに過去最高となったという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | ヒートアイランド | 国土交通省 | 屋上緑化 | 壁面緑化 | 都市 | 企業 | アンケート | 低炭素化 |
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