国土交通省は、平成27年における全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果を公表した。屋上緑化や壁面緑化は、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、美しく潤いのある都市空間の形成、都市の低炭素化等の観点から、全国的に取り組みが進められている。同調査は、屋上・壁面緑化の最近の傾向をとらえるために、全国の造園建設会社や総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなどを対象にアンケート調査を行ったもの。今回は、計489社を対象に、236社(対象の48.3%)から回答を得た。その結果、平成27年中に新たに施工された屋上緑化は約17.6ヘクタール、壁面緑化は約5.5ヘクタールが創出された。これにより、平成12年から平成27年の16年間の累計施工面積は、屋上緑化が約433.8ヘクタール、壁面緑化は約74.0ヘクタールとなった。今回の調査では、共同住宅や商業施設において利用の促進等を目的に高質で魅力ある空間とするため、様々な種類の植物を用いた庭園型の屋上緑化が増加していたという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | ヒートアイランド | 国土交通省 | 屋上緑化 | 壁面緑化 | 都市 | 企業 | アンケート | 低炭素化 |
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