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 富山県など、高校生を対象とした海洋生態系機能共同学習プログラムを紹介

発表日:2018.11.05


  富山県と(公財)環日本海環境協力センターは、高校生を対象とした環日本海海洋生態系機能共同学習プログラムを紹介した。この事業は、飼育したイワガキに成長過程で貝殻などの成分として固定された炭素(ブルーカ ーボン)の量などを試算し、炭素固定や水質浄化などへの貢献を数字で把握することで、海の生き物(貝や海草など)が地球温暖化対策や海洋環境保全に果たす役割を理解することを目的としたもの。ブルーカーボンは、国連環境計画(UNEP)が提唱する新しい概念で、海洋生態系が固定・吸収する炭素のこと。今回、平成30年11月7日に高等学校(滑川市)と連携して、6月から飼育した貝類の測定作業、炭素固定量の試算等を実施する。同プログラムは、平成29年10 月の「北東アジア地域自治体連合(NEAR)環境分科委員会」において、韓国忠清南道から提案された共同プロジェクトを実施するという。

情報源 富山県 報道発表一覧
機関 富山県
分野 地球環境
自然環境
キーワード 水質浄化 | 炭素 | 炭素固定 | 富山県 | ブルーカーボン | 地球温暖化対策 | 海洋環境保全 | 環日本海環境協力センター | 環日本海海洋生態系機能共同学習プログラム | イワガキ
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