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 みなと総合研究財団など、ブルーカーボン研究会を設立

発表日:2017.01.27


  (一財)みなと総合研究財団と(一財)港湾空港総合技術センターは、平成29年2月に「ブルーカーボン研究会」を設立すると発表した。ブルーカーボンとは、2009年に国連環境計画の報告書において命名されたもので、海洋において海草等により吸収・固定される炭素を指している。近年、ブルーカーボンによるCO2削減効果が、地球温暖化対策の新しい可能性として注目されている。今回設立される研究会は、学識経験者及び関係団体等で構成され、藻場の分布等の現状把握や藻場等の拡大に向けた社会的な枠組みの構築等を目的としており、1)沿岸域における藻場の分布等の現状把握、2)藻場等の拡大に向けた課題の整理、3)ブルーカーボンの評価手法の検討、4)藻場等の拡大に向けた社会的な枠組みの検討などを行う。なお、平成29年2月10日に、国土交通省および水産庁の関係部局からの行政報告や研究会委員による基調講演からなる設立記念講演会が開催される。

情報源 (一財)みなと総合研究財団 「ブルーカーボン研究会」設立及び記念講演会の開催のご案内(PDF)
国土交通省 報道発表資料
機関 (一財)みなと総合研究財団 (一財)港湾空港総合技術センター 国土交通省
分野 地球環境
キーワード 海洋 | 藻場 | 炭素固定 | 海藻 | みなと総合研究財団 | ブルーカーボン | 炭素吸収 | 港湾空港総合技術センター
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