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 国交省、ブルーインフラ拡大へ、新たなプロジェクトを創設

発表日:2022.12.27


  国土交通省は、ブルーインフラ(藻場・干潟等及び生物共生型港湾構造物)の拡大を進めるため「命を育むみなとのブルーインフラ拡大プロジェクト」をスタートする。陸上の森林と同じように海にもCO2を吸収する海洋植物が生息しており、ブルーカーボンを隔離・貯留する海洋植物等の海洋生態系は「ブルーカーボン生態系」として、カーボンニュートラルの実現に寄与する新たな選択肢として注目されている。これまで、浚渫土砂(川底の土砂やヘドロを取り除いた土砂)や産業副産物等を活用し、藻場や干潟の造成等に関する取組が全国で行われている。同省では、藻場・干潟等及び生物共生型港湾構造物を「ブルーインフラ」として、整備を進め、ブルーインフラを全国の海へ拡大することを目指し、先導的な取組「命を育むみなとのブルーインフラ拡大プロジェクト」を始動した。今後、プロジェクトでは、ブルーインフラ拡大プロジェクトの理解を深める資料とブルーインフラの保全・再生・創出に関する主な取組事例集を公表していくという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 地球環境
水・土壌環境
キーワード 水質浄化 | 藻場 | カーボンニュートラル | 干潟 | ブルーカーボン | CO2吸収 | ブルーインフラ | ブルーカーボン生態系 | 海洋植物 | 生物共生型港湾構造物
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