東京電力(株)、(株)デンソー及び矢崎総業(株)は、“空気の熱”と“太陽熱”という2つの再生可能エネルギーを利用した家庭用給湯システムを共同開発したと発表した。同システムは、夜間に“空気の熱”を利用して給湯する自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機と、昼間に“太陽熱”を利用して効果的にお湯を作り出すソーラーシステムを組み合わせた給湯システム。また、天候予測により1日の“太陽熱”の集熱量を高精度に計算する機能と、各家庭の1日の給湯使用量を学習する機能も搭載することで、さらなる高効率化を実現している。これにより、家庭で給湯用に消費されるエネルギーの約8割を再生可能エネルギーでまかなうことが可能となり、従来の燃焼式給湯器のみを利用した給湯と比較して、年間約7割のCO2排出量(年間約0.86トン-CO2/戸)の削減効果が見込まれるという。今後、平成22年2月より、矢崎総業(株)が販売を開始する予定。
情報源 |
東京電力(株) プレスリリース
(株)デンソー ニュースリリース 矢崎総業(株)プレスリリース(PDF) |
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機関 | 東京電力(株) (株)デンソー 矢崎総業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | ヒートポンプ | CO2 | 東京電力 | ソーラー | デンソー | 太陽熱 | 給湯 | 自然冷媒 | 矢崎総業 |
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