東京ガス(株)は、太陽熱集熱器で集めた太陽熱を冷暖房および給湯に優先利用する「太陽熱利用システム」を、同社の熊谷支社に導入し、2009年7月から運用を開始すると発表した。熊谷市は、日本の最高気温記録(40.9℃)を持つ、夏の暑さが非常に厳しい地域。今回、同支社は、空調・給湯設備の更新時期を迎えたことから、設備改修工事を行い、低炭素社会実現に貢献するため、先進的な省エネルギーシステムを導入する。同システムは、1)集熱効率が優れた太陽熱集熱器、2)太陽熱を優先利用する空調・給湯システム、3)太陽熱集熱量を最大化するシステム設計という特長をもつ。これにより、従来の設備に比べ、一次エネルギー消費量を約32%、CO2排出量を約29%削減する効果が期待できるという。なお、今回の導入は、「自然エネルギー」「地域エネルギー」の新しい利用形態の可能性を開くものとして、熊谷市からも支援・協力を得て、大きな期待が寄せられている。
情報源 |
東京ガス(株) プレスリリース
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機関 | 東京ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 省エネルギー | CO2 | 東京ガス | ソーラー | 太陽熱 | 給湯 | 冷暖房 | 低炭素 | 熊谷市 |
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