国立環境研究所(NIES)は、研究情報誌「環境儀」第71号「人口分布と環境-コンパクトなまちづくり-」を刊行した。NIESでは、環境負荷の定量化・環境影響の総合評価に関する研究の一環として、望ましい「まち」のあり方の解明や、市町村の計画策定等に資することを目指した調査研究を進めている。同誌第71号は、まちづくりの主要課題である人々の住まい方に着目し、「人口分布」の動向分析、将来の「人口分布シナリオ」の構築およびそれらを活用した環境負荷・環境影響の評価などに取り組む研究者のインタビュー記事等からなるもの。5つのコラム(3次メッシュデータの有効性、人口分布ジニ係数、メッシュ人口変化率、地域の諸課題:空き家、交通弱者)や、普及啓発記事「コンパクトなまちづくりで乗用車の二酸化炭素排出量はどれだけ減るだろうか?」等と共に読み進めることで、NIESの研究視点、研究者の取組姿勢および「コンパクトなまちづくり」の定量的な評価結果の一端(自動車CO2排出量:10%程度削減)の理解に役立つものとなっている。
情報源 |
国立環境研究所 報道発表
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機関 | 国立環境研究所 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境負荷 | 国立環境研究所 | 環境儀 | 環境影響 | NIES | 研究情報誌 | 人口分布 | コンパクトなまちづくり | 人口分布シナリオ | 自動車CO2排出量 |
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