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 滋賀県、びわ湖セミナー「生態系保全をめざして」を紹介

発表日:2019.02.01


  滋賀県は、びわ湖セミナー「生態系保全をめざして」の概要を紹介した。琵琶湖では、流入負荷の削減等により水質(透明度、TN、TP等)は改善する一方で、漁獲量の減少や水草の大量繁茂など、新たな問題が顕在化している。この要因として、流域スケールでの物質循環の様相が変化し、植物プランクトンから動物プランクトン、魚介類につながる物質循環が滞ってきたことが指摘されている。このセミナーは、生態系保全の観点から望ましい湖内物質循環のあり方を研究した成果について紹介するもの。平成31年3月1日にピアザ淡海(大津市)で、1)基調講演「水に溶けている有機物、溶存有機物の世界-特性・起源・機能-」、2)成果発表「琵琶湖の一次生産に関する研究」「生産量(植プラと細菌)の評価手法と琵琶湖での現状について」「生態系保全にとって望ましい湖内物質循環とは?」「研究で見えてきた琵琶湖の物質循環像と新たな水質管理手法について」など行うという(事前申込制)。

情報源 滋賀県 報道資料
機関 滋賀県
分野 自然環境
キーワード 物質循環 | 水質 | 生態系保全 | 植物プランクトン | 魚介類 | 滋賀県 | 琵琶湖 | 漁獲量 | 動物プランクトン | 湖内物質循環
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