環境省は、令和元年7月10日に、モルディブで実施されている二国間クレジット制度(JCM)プロジェクトにおいて、JCMクレジットが発行されたと発表した。JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラなどの普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価し、日本の削減目標の達成に活用するもの。今回クレジットが発行されたプロジェクトは、「校舎屋根を利用した太陽光発電システム導入」で、186.72kWの系統連系太陽光発電システムを学校の校舎屋根に設置し、高品質の太陽電池モジュールと維持管理が容易な小規模システムに適した汎用インバータを使用することによって、GHG排出量削減が実現され、発行されるクレジットは155トン(発行対象期間は約15カ月間)となった。なお、このプロジェクトからの累積削減量は2,000トン以上となることが見込まれている。今後も、優れた低炭素技術による世界全体の温室効果ガスの排出削減を実現するため、JCMをより一層推進していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 温室効果ガス | モルディブ | JCM | 二国間クレジット制度 | 太陽光発電システム | JCMクレジット | GHG排出量削減 | 太陽電池モジュール | 汎用インバータ |
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