環境省は、日本とモンゴルとの間で、二国間クレジット制度(JCM)のクレジットが発行決定されたと発表した。JCMは、我が国の持つ低炭素技術やシステムなどを途上国に提供することで、途上国の温室効果ガスの削減など持続可能な開発に貢献し、その成果(温室効果ガス削減量)を二国間で分けあう制度。日本は、この制度により官民連携で2030年度までの累積で1億t-CO2程度の国際的な排出削減・吸収量を目指している。今回、モンゴル首都のウランバートル近郊農場での太陽光発電(12.7MW)による電力供給プロジェクトについて、合同委員会においてプロジェクト参加者からの申請に基づき、JCMクレジット(クレジット量:35,419 tCO2)の発行が決定された。なお、発行されたクレジットのうち21,251 tCO2については日本政府が獲得した。現在、我が国のJCMのパートナー国は、モンゴルの他、バングラデシュ、エチオピアなど16か国であり、今後も優れた脱炭素技術等による世界全体の温室効果ガスの排出削減を実現するため、JCMをより一層推進していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 太陽光発電 | 環境省 | 温室効果ガス | モンゴル | 低炭素技術 | 持続可能な開発 | JCM | 二国間クレジット制度 | JCMクレジット | ウランバートル |
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