農林水産省は、農林水産分野におけるゲノム編集技術の利用により得られた生物の生物多様性影響に関する情報提供を開始すると発表した。これは、ゲノム編集技術の利用により得られた生物の取扱いに関する環境省の通知に基づき、農林水産分野において生物多様性影響の観点から開発者等に情報提供を求める際の具体的な手続を定めたもの。開発者等からの情報提供については、事前相談で提供された内容を学識経験者に照会し、その内容が適切であるかを確認した上で受け付けることとしている。令和元年10月9日から同省の窓口で事前相談を開始するという。